高校生にとってはじめの一歩はとても重要なもの。この連載企画では高校生の憧れの人がどんな一歩を踏み出したことで、今の場所にいるのか。その一歩が無ければ今の自分は“ここ”にはいないかもしれない。そんなはじめの一歩を、今回は映画『鬼の花嫁』にて、東雲柚子を演じる吉川愛さんにお聞きしました。
憧れの人の“はじめの一歩”を知ることで、今の自分にできる「はじめの一歩」を見つけてみませんか?
吉川愛のはじめの一歩

この業界に入ったことはとても大きかったと思います。一度離れていますが、離れるときも復帰するときも勇気がいりました。いろいろな一歩を踏み出している人間だと自分は思っていますが、そこが今の自分に繋がる場面です。
吉川さん
はじめの一歩を踏み出す上で大事だなと思うことや心構えなどはありますか?
なみさん
“自分に嘘がないか”、“自分が本当にやりたいことなのか”を大事にしています。苦手なことでも続けることで克服したり経験にはなると思いますが、自分の人生において輝けるかは、“好きなことかどうか”が重要なのかなと思います。
吉川さん
これからはじめの一歩を踏み出そうとしている読者にエールをお願いします。
なみさん
初めて何かを始めるときは想像ができず怖いと感じることがあると思います。ですが、焦らずじっくり考えることが大事です。周りの方にも相談をしてみたり、はじめの一歩を踏み出してみて、それからこの道が合っているかどうかを考えてみてもいいと思います。
吉川さん
自分があやかしとして生きるなら〇〇になりたい

本作の出演が決まった際の心境を教えてください。
ななさん
あやかしと人間が共存する世界というものをどのように描くのだろうという不思議な気持ちと、久しぶりの恋愛映画だったので、気合いを入れて頑張ろうと思いました。
吉川さん
映画をご覧になってみていかがでしたか?
ななさん
想像していた以上に絵が素敵で、うっとりしました。音楽も素敵で、リラックスしながら聞く場面もあれば、音楽に乗りながら感情も動かされていくところもあります。とても素敵な映画になっているので、早くみなさんにも味わっていただきたいと思いました。
吉川さん
今回演じられた柚子に対して、吉川さんはどんなキャラクターだと思いましたか?
ライターAさん
どんなに家族に見捨てられそうになっても、「大学に行きたい」など、自分の意思はしっかり伝えられる人間なので、芯が強い女の子だと思いました。家庭環境があまり良くないからこそ、他の人に対しての愛が強いといいますか、とても愛がある女の子とも感じました。
吉川さん
玲夜に出会ったことで自己肯定感があがって、表情にも自信がついていくようなところが魅力的だと思ったのですが、吉川さんから見た柚子の魅力はどういうところになりますか?
ライターAさん
負けない心がとても魅力的です。他の人に対する愛を絶対に忘れないところはもちろん、酷いことをされても、“しっかり修復したい”と家族に対する思いがあるところは素敵だと思いました。私にはできないと思ってしまうので、一途に思い続けるのも柚子ちゃんの魅力だと思います。
吉川さん
出演発表のコメントで、「儚さをどう表現して伝えていくか日々模索していました」とありましたが、演じる上で意識されたことなどありましたか?
ライターBさん
私自身、儚さの欠片もない人間なので…儚さを出せているかはわからないです(笑)。ただ、映像や衣装などで繊細な感じが表現できていたみたいで、予告映像を観た方に「儚さでてるよ」と言っていただいたので安心しました。
吉川さん
役に関して監督とお話しされたり、自身で考えたりはありましたか?
ライターBさん
柚子は家族が軸になっている女の子なので、台本を読んでいて、“家族のことを突き詰めておかないと性格が掴めない”と感じたので、監督とは柚子の家族関係のことを一番話しました。一番身近な妹が私にとって大事な存在と伝えたくて、台本を変えていただいたり、当日思ったことを提案させていただいたりしました。クランクインが少し特殊で、難しいシーンだったので、妹役の花梨(片岡凜さん)との本読みをさせていただきたいですというお願いをしました。
吉川さん
家族への思いに納得しないと進めないですもんね…。
ライターBさん
柚子は一番進めないです。家族の軸をしっかり自分の中で落とし込めていないと進めていけなかったり、人間性も作られないと思ったので、描きやすいようにしっかり話し合いました。
吉川さん
玲夜を演じた永瀬廉さんとは初共演とのことですが、共演してみた印象はいかがでしたか?
ライターCさん
どのような方か全く想像ができていなくて、大人しくてあまり話さない雰囲気の方だと思っていたのですが、全くそのようなことはなかったです。ふと誰かに伝えたいことがあるときに話しかけられる人だったので、“よかった”と思いました。
吉川さん
台本を変えてもらったとおっしゃっていましたが、具体的にどのような感じに変更されましたか?
ライターDさん
当初、妹との関係性が深くは書いていなかったので、「花梨のセリフをこう言ってくれる嬉しいです」とか、「柚子ちゃんだったらこういうふうに話せないかも」など…。私としては、過去のことを映したくて、“元々柚子と花梨はとても仲が良かった、とある出来事がきっかけでいざこざな関係になった”のような描写があってもいいのではないかという提案をさせていただきました。
吉川さん
映画の中であやかし側も人間側も個性豊かなキャラクターが登場しますが、推しキャラクターはいますか?
ななさん
谷原(七音)くんが演じる猫又のあやかし・猫田東吉。猫又と聞いて、原作も読んだときに、今のビジュアルになるとは思っていなくて驚きました。見た目だけではなく、愛されるキャラクターだと思ったので、私が推したいのは猫又かもしれないです。
吉川さん
吉川さん自身、演じられた東雲柚子に似ているなと思う部分や逆に違うなと思う部分はありましたか?
ななさん
私自身、芯は強い女だと思っているので、そこは似ているかもしれません。ただ、「バイト辞めていいよ」と言われたけど辞めないところは違いますね、私がそのように言われたら咄嗟に辞めてしまうと思います(笑)。彼女がやりたいことの一つで、それを貫く柚子ちゃんはかっこいいと思いました。
吉川さん

今回、同世代が多かったと思いますが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
ライターAさん
お互いしたいことに没頭して自分のペースを守りつつ、一緒にいました。ぼーっとしたり、「こういうことがあって」という日常のことを話したり、アットホームで面白い現場でした。
吉川さん
あやかしの方たちはあのままですか…?
ライターAさん
そうです。紐をつけたままの(妖狐の当主・狐雪撫子役の)尾野真千子さんと永瀬さんと私で人生について語る場面もありました(笑)。
吉川さん
傍から見たら不思議な空間ですね…(笑)。
ライターAさん
様々なキャラクターがいて、不思議な空間でした。だからこそ、この世界観を外から見たときにどのように映るのだろうと思いながら撮影をしていました。
吉川さん
柚子と玲夜は出会いが特殊ですが、2人が築いていった関係性についてどう思いましたか?
ライターBさん
柚子は愛が欲しかった人間なので、心配してくれて、たくさんプレゼントをくれたり、柚子のために行動しとことん愛をくれる玲夜が嬉しかったと思います。玲夜も、思ったことを言ってくれて、玲夜が常識だと思っていたことを覆してくれる柚子が特別な存在で。お互いが補い合っていく素敵な関係だなと思いました。いつか自分も結婚を考えるときには、お互いを支え合えるような、柚子と玲夜みたいな関係性にできたらとても幸せだろうなと思います。
吉川さん
だんだんと関係性ができていくのが微笑ましく、可愛いなと…?
ライターBさん
微笑ましいです。お互いが寄り添いながらも、少し考えて引いたりする姿が愛おしいと思いました。
吉川さん
実際にご覧になって、印象的なシーンなどありますか?
ライターBさん
誕生日のプレゼントをもらうシーンと、柚子に少し辛いことが起きたときに、玲夜の屋敷で景色を見ながら、お互い横並びになって心を落ち着かせるシーンが好きです。柚子にとっては複雑なシーンなのですが、その時間が大事だと感じましたし、演じていてすっきりしたシーンでもありました。縁側のようなところで並んでいる光景が素敵な世界線だなと思い、お気に入りです。
吉川さん
台本を読んでいるときからお気に入りだったりしましたか…?
ライターBさん
シーンを撮り始めたところの空気感から落ち着くかもと思いました。
吉川さん
ほっこりするシーンとは対照的に、2人がダンスをするシーンがありますが、練習などは2人でやっていましたか?
ライターCさん
一緒にやることは少なくて、私は先生と1日2時間くらいを目安に基本のステップから、曲が決まったら曲に合わせた振り付けを覚えていて。実は日舞と社交ダンスがミックスされていて、途中から日舞が加わったのですが、私はそこで頭がパンクしました(笑)。
吉川さん
この映画は運命の愛を描いていますが、吉川さん自身は運命の愛みたいなものがあると信じている方ですか。それとも、それはなくて自分で作っていくといいますか、今の時点ではどのような感じです?
ライターDさん
恋愛においてどちらかと言えば、私は運命を信じないタイプかもしれません。お互いに寄り添う気持ちがあるかどうか、嫌いなところを好きにならずとも許せるかどうかの話かなと思っていて。運命というよりは、お互いが作り上げていくものが愛だと思っています。
吉川さん
最初にラブストーリーは気合いが入るとおっしゃっていましたが、どのような部分で気合いが入りますか?
ライターDさん
作品にもよりますが、シーンをバラバラに撮影をしていくことが多いんです。ラブストーリーで一番大事なところは、どれくらい相手のことを好きになっているか、どれだけ今信用できているのかなど、感情の変化だと思っています。今から撮影するシーンの前ではどう思っていたのかとどのくらいの気持ちで相手と会うのかを考える必要があるので、気合いを入れて頑張らないとと思いました。
吉川さん
推しキャラクターは猫又とのことですが、もし自分があやかしとして生きるとしたら、何になりたいですか?
ななさん
一番位(くらい)が高くなってみたいので、鬼です。(作中で)柚子と玲夜が屋敷に入っていくときにみなさんがお辞儀するのですが、そのような経験をしたことはないので気分良くなってしまって(笑)。永瀬さんとも「こんな経験は位が上でないとできないよね」と話していたので、実際に味わってみたいです。
吉川さん
今回、柚子が玲夜に似合う花嫁になるためにいろいろと努力するシーンも描かれていたんですけど、吉川さん自身は一直線に頑張ったというものはありますか?
ライターAさん
部屋の掃除です。部屋が綺麗な状態であることが大好きなので、洗濯は1日に2回は回すなど、ルーティーンがあります。掃除で使う重曹やクエン酸などに出会い、フローリングも傷がつかないようにしたり。家の中を音楽聴きながら掃除するのが大好きなので、掃除は一年中頑張っていると思います。
吉川さん
それがリフレッシュにもなりますか?
ライターAさん
はい、心もすっきりします。
吉川さん
先ほど運命の愛は信じないと仰っていましたが、お仕事などでの運命を感じられたことはありますか?
ライターBさん
愛犬に出会えたことは運命だと思っています。気になっていたサイトがあって、可愛いなと思っていた子が兄弟でいたのですが、1ヶ月後くらいにもう一度、そのサイトを見にいくと、その子だけが残ってしまっていて。これは、運命かもと感じたのでお迎えしました。
吉川さん
柚子の経験はかなり過酷であり、本当に波瀾万丈だったと思いますが、吉川さんが同じ立場に置かれたら、あんな風に頑張れるか、それともやっぱり逃げ出したいと思うか、立ち向かうと思いますか。
ライターBさん
私は家族を捨てます(笑)。こんなに自分のことを必要としてくれないのは悲しすぎるのであの状況になるのであれば離れます。1人で生きていきます。
吉川さん
だからこそ、その役に入る上で役との関係性は大切でしたか?
ライターBさん
そうです。私とは真逆の考えだったので、そこは詰めないといけないなと思いました。
吉川さん
玲夜と出会い、運命だと見初められて結婚といいますか、連れて行かれて2人で一緒に暮らしていくみたいな形はどうですか?
ライターBさん
…苦手です(笑)。私の意見を聞かずに連れていくのは良くないと思いますし、断って帰ってしまうと思います。柚子とは真逆ですね(笑)。
吉川さん
柚子の「誰かに必要とされたい」という言葉が印象的だったんですけど、吉川さん自身は必要とされたいとか、その期待に答えたいという気持ちは強いですか?
ライターCさん
ファンの方がいてくださっているから今この仕事をできています。「愛ちゃんがいるから」、「愛ちゃんのおかげで」と言っていただけることは本当に嬉しいです。これからも必要とされていたいなと思っているので、その気持ちは強いほうかもしれないです。
吉川さん
ファンの方が見てくれて、元気を出してくださることが原動力になっていますか?
ライターCさん
そのほうが大きいかもしれないです。ファンの方に会うのが私はとても楽しみなので、年1回ファンイベントを開催させていただいています。私にとって、愛をくださる人たちなので、とても嬉しいですし、それが一番大きいです。
吉川さん
今作は柚子が自分の居場所を見つける物語でもあると思いますが、吉川さんにとって居場所となる存在や場所などはありますか?
ライターAさん
私はみなとみらいが好きです。都心だとマンションがたくさんあって、隙間があまりなく空が見えないですし、道路も狭いので車が窮屈そうに走っているように感じます。でもみなとみらいは、道も広いし、空気がおいしいという気がしていて(笑)。海風は強いですが、そういうところも好きですし、夜景も綺麗に見られるので、心がリフレッシュします。
吉川さん

よしかわあい 吉川愛
1999年 10月 28日生まれ、東京都出身。主な出演作は、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した『ハニーレモンソーダ』(21)をはじめ、NHK連続テレビ小説「おちょやん」(20)、「マイダイアリー」(24/ABC•EX)、「PJ〜航空救難団〜」(25/EX)、「東京P.D. 警視庁広報2係」(26/CX)などがある。映画『口に関するアンケート』が2026年全国公開予定。
ヘアメイク:室橋 佑紀(ROI)
スタイリスト:山田 莉樹
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【応募方法】
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\サイン入りチェキプレゼント/#吉川愛「一歩を踏み出す時は、“自分が本当にやりたいこと”を大事に」#はじめの一歩
— マイナビティーンズ (@mynavi_teens) March 27, 2026
映画『#鬼の花嫁』は、本日3月27日(金)公開@onihanamovie @ai_y_staff
▼記事はこちらhttps://t.co/mCOXDrSZm1
↓
3.下記の応募ボタンから必要事項を入力!
※会員でない方も、会員登録後(無料)に応募いただけます。
締め切りは【4月24日(金)23:59】まで
映画『鬼の花嫁』
あやかしと人間が共存する世界。
優れた容姿と能力で人々を魅了するあやかしたちは、時に人間の中から花嫁を選ぶ。
あやかしにとって花嫁の存在は唯一無二。一度見初めたら、生涯その花嫁だけに愛を捧げる。
特にあやかしの中でも最も強く美しい “鬼”の花嫁に選ばれることは、最高の名誉と言えた。
妖狐の花嫁である妹と比較され、家族から愛されず虐げられてきた柚子(吉川 愛)が出会ったのは、あやかしの頂点に立つ“鬼”だった。
「見つけた、俺の花嫁 ――」
鬼の一族の次期当主・玲夜(永瀬 廉)に花嫁として見出された柚子。
突然の事態に戸惑いながらも、徐々に玲夜の不器用だけど優しいところや誠実な姿に惹かれていき、
玲夜もまた、生まれながらに一族の行末を背負い、一人抱えてきた重責と孤独が柚子によって癒されていく。
互いに居場所を見つけ、愛を確信していく2人。
しかし、柚子が“鬼の花嫁”になったことを面白く思わない妹の花梨(片岡 凜)が、
婚約者の妖狐・瑶太(伊藤健太郎)と一緒に2人を引き離そうと画策する。
柚子は玲夜の花嫁として自分がふさわしいのか、
そして玲夜は柚子が急激にあやかしの世界に巻き込まれてしまうことが本当に幸せなのか、不安を覚える。
そんな中、玲夜の花嫁として柚子がお披露目となる舞踏会に瑶太と花梨が現れ…
果たして運命に導かれた2人は、真実の愛を掴むことができるのか ――
【作品情報】
原作:クレハ『鬼の花嫁』(スターツ出版文庫)
※コミカライズ:作画・富樫じゅん/原作・クレハ(スターツ出版「noicomi」)
出演:
永瀬 廉 吉川 愛
伊藤健太郎 片岡 凜 兵頭功海 白本彩奈 田辺桃子 谷原七音
尾美としのり 眞島秀和 陽月 華 橋本 淳 嶋田久作 尾野真千子
監督:池田千尋
脚本:濱田真和
音楽:小山絵里奈
主題歌:「Waltz for Lily」King & Prince(ユニバーサル ミュージック)
イメージソング:「Ray」由薫(ユニバーサル ミュージック)
製作:「鬼の花嫁」製作委員会
取材/なな、なみ(ガクラボメンバー)
編集/マイナビティーンズ編集部
撮影/米玉利朋子
これまでを振り返って、今の自分に繋がるはじめの一歩だったと思うことやきっかけはありますか?
なみさん